No.1341 FEM解析

業務上、FEM解析を通常の仕事の片手間にやっている。今回は、海外向けロータリーシェーバー(フィリップスは敵w)の内刃のFEM解析である。
解析そのものはワークステーションが計算してくれるんだが、条件設定がこの上なくメンドクサイ。特に、2〜3種類の部品を使って荷重が数種類ともなると、階乗並みに計算パターンが増え、同様に条件設定を行わなければならない。
さらに、その結果が妥当かどうかの検証(これは手計算)を行うため、かなりボリュームの大きな仕事となる。
ちなみに、接触要素が含まれると、さらに計算時間が長くなる。これは接触部分のメッシュを通常より細分化するためである。今回の計算は接触領域を含んでいるため、約1時間の計算時間が必要となる。
これは、 Xeon 3.0(C2D)×4COREでの計算時間である。ただ、Pro/Mechanicaの場合Windows環境では2コアまでしか対応していないので、計算は2コアを使っている。でも、数パターンある計算をただ待っているわけには行かないので、同時に2個の計算を走らせているため、4コアを使い切っている。
さらに悲しいかな32ビットのXpであるため、せっかく4GB積載したRAMも3GBしか認識せず、挙句の果て、計算で3GBのRAMでは足りず、スワップすることになる。
まぁ、それでも40分で終わるから大したもんなんだけどねぇ

できればVISTAか64ビット環境に移行したいんだけど、Pro/EとPro/Mの対応状況がネェ・・・
WildFire2.0以降に早くあげてくれないかなぁ・・・(←職場)