No.1235 出張報告書SIDE B

昨年に引き続き相模原でPCが不調とのことで、復旧に行ってきました。状況としてはVAIOの72PのOSが立ち上がらないという状態。これは事前に状況をうかがってあり、SMARTがエラーを吐いていたのでHDDが原因と断定していた。で、現地で実況見分、どうやら、BADセクタがあるようです。スキャンディスクで修復不可能なね・・・
で、まず、かろうじて生きているっぽいHDDからデータの救出である。幸いなことに、この72PはP-ATAだったため、手持ちの外付けBOXが利用できた、よって、このHDDを外付けとして、別PCに接続し、バックアップ用に別の外付けHDDを接続した上で、データのコピーを開始する。
幸いなことにDocuments and Settingsは問題なく読めたため、ユーザデータのバックアップはできた。しかし、ココから最大の難関があるのだ。この72Pって機種はHDD内にリカバリー領域があり、ココにリカバリーディスクのイメージ?が格納されている。このパーティションは通常、ユーザがアクセスできない状態になっている。なんで、こんな話を書くかというと、このPC、リカバリーディスクを作成していないのである。
このリカバリーディスクがあれば、データのコピー中にPCをリカバリーして、データを戻す予定だった。しかし・・・それは、今となっては夢・・・持ち込んだHDDもOSを入れられるのを待ちつつ、電源すら入れてもらえないかわいそうな状態だが、こればっかりはどうにもならない。メーカーに有償でリカバリーディスクを取り寄せてもらうよう、クライアントにお願いした。ただ、PCの台数は不足していないようなので、リカバリーディスクが到着するまでは使わなくても問題がないようだ。
よって、HDDはお持ち帰りということになった。バッドセクタがあり、SMARTがエラーを吐いているHDD。さて、ソフトの力でどこまで修復できるだろうか。リカバリーディスクが到着する前に、こちらでHDDが復旧できればいいんだけどね・・・クライアントも激しく忙しいのでたぶんリカバリーディスクを発注するのは先の話になるだろう。事実上、このHDDからリカバリーディスクを作らないと72Pは復活しないことを意味しているような気がして・・・
さて、明日は仕事の合間にHDDの復旧作業だわさ・・・