NO.1009 カブトムシ

8/10にチビが保育園の友達からもらってきたカブトムシだけど、ここ数日
元気がなかった。夜になればカサカサ動き回って、虫かごを引っかいたり
噛んだり(挟んだり?)はしていたんだが、昨夜の時点でかなり弱っている
感じだった。とにかく力が弱っているようで、自力で自重を支えきれず、
ぶら下がったり、つかまったりすることが出来ない状態だった。

今朝は虫かごの中を動いていたし、嫁はんが言うには夕方までは動いていた
らしい。
ところが、20時ごろ餌(カップゼリー)をあげようと虫かごをあけたら動きがない。
いつもなら黒糖の蜜を数滴たらすと、ガサゴソ動き回るのに何故???

ためしに指で突っついてもまったく動かない。
死んでしまったようだ。

思わず、「カブトムシ死んじゃった」と言ったら、チビがダッシュしてきた。
まだ、チビには「死」と言うことが理解できていないらしく、寝ていると勘違い
している状況。

だた、死んでしまったカブトムシをそのままにしておくわけにも行かず、
家族3人で、埋めることに。。。

チビと嫁はんに懐中電灯で照らしてもらい、移植ゴテで俺が穴を掘った。
そして、亡骸を穴に入れると、チビが
「明日の朝になったら出てくるかなぁ」と言うので、
「いや、もう、この穴から出てくることはないよ。」と俺
「カブトムシはお星様になったんだよ」と嫁はん。
埋め終わった後、みんなで手を合わせて、冥福?を祈った。

ただ、昆虫、魚類系の時って、その割りに悲しくないんだよね、何故か・・・
子供のころ、ハムスターを飼っていたことがあってあれが死んだときはないたなぁ。
やはり哺乳類の方が人に近い分悲しみは大きいのかなぁ。
でもね、今回のカブトムシは毎日チビと餌をあげてたりしたので、なんとなく
寂しい感じがする。夜カサカサと動き回る音に悩まされることがなくなったんだが・・・

その後カブトムシに関する話題は一切出なかったが、チビにとって、非常に
よい経験になったのではないだろうか。