激しく 凹

 朝からイライラしていたのは確かだ。顧問とも意見の食い違いからドンパチやったりしていた。何もなければいいなぁなんて思いながら帰宅をはじめた。普段は広域農道を会社の往復に使用しているのだが、たまに混むと、山沿いの広域農道から比べれば比較的細い道も通勤に使用する。
 僕がイライラしていたせいなのかは判らないが、いつもより流れるペースが遅かったため、この山際の道に途中から入る事にした。ここは数年前33km/hオーバーでメイテイまで頂いた道なので、比較的大人し目に走っていた。というかはっきり書くじょ、40キロ制限で70キロ以下だった。 
 考え事をしていたのか、一瞬魔が指したのかちょっときつめの左カーブで、ちょっと余計にステアリングをきってしまった。縁石などはないのだが、舗装部分と路肩に一部ひび割れがあって、結構大きな裂け目のある所に丁度左前輪を落っことしてしまった。当然ある程度スピードが出ていたためその場で停止などということはなかったのだが、明らかにやばい感触だった。
 とにかくオーディオを消し、社外の音を聞くため左側の窓を開けた瞬間、すべてが理解できた。
 そうです。パンクです。はっきり言って音でわかります。でもまだ空気は入っているので、ステアリングにはしっかりとは伝わってきません。でも惨めな音を立ててます。
 近くにチェーン脱着所(約2キロ)があるのでそこまでだましだましもっていこうと走っている間にも空気はどんどん抜けそこまでの500mくらいはホイールのリムで走った(←これは大げさ)ようなものだった。びっくりしたのはパンクしているもにもかかわらず、以外にもハンドルから手を離してもまっすぐ走るということである。以前誰かから聞いたことがあったけど、まさか自分で体験するとは。。。(苦笑)
 
 でェ、テンパーに変えようと、トランクからタイヤを出してきたんだが、ここで大きな問題発生である。

 ボルト、純正と違うんだよね。BORBET用に長いの使ってるんだよね。。。判ってはいたが、締め始めて見るとそんなに違うように見えない。ただ、後数ミリというところで、手で回せなくなったからエイヤァでレンチでまわしてはい終了。

 なんてうまくいくわけねぇよ。

 工具しまって、セギで手を洗って、さて発車〓〓。。。。しねぇよ。サイドブレーキも効いてないし、ギヤもDに入っている。ということは、さっきのボルトでは長すぎたということか。。。そうなると選択肢は2つである。「BORBETを履いて無理やり帰る」か「純正ボルトを届けてもらう」である。
 嫁ハンはチビのこともあるので急には動けないだろう。母屋は旅行にいっていてダレもいなかったような気がしているが、それでもと思い電話。。。板居た。助かった。

 とにかくボルトを持ってきてもらって、その場でテンパーを付けて、かろうじて自宅まで帰ってきた。パンクしたタイヤはしっかりと見ていないのでなんともいえないが、多分サイドウォールをやっちゃってるだろうと推測しまず1本だけお買い上げになるだろうと思う。しかも現状は17インチ3本に15インチ1本というすごい素敵な足回りになっているので、とりあえず15インチのガスレンジを履かせている。

 「毎日50キロ通ってるんだから、多少のことはあるぞ」とボルトを持ってきた親父になだめられていたんだが、ホンとこの一日はすごくついていない一日だった。だた、タイヤ(ホイールも一部)だけでソレも1本だけで済んだんで、良かったって事だと思うと思うことにしる。

 でも、

 昨日に続き、激しく 凹