A4カブ

 豊科のスワンガーデンでAudi松本の試乗会があったので、とりあえず行ってきました。メインはなんといってもA4カブリオレである。出たときから「イーなー」と指をくわえてみていたのだが、今回試乗できるとの事で、何を差し置いても行かねばと思っていた。その前にVWのW8の試乗もしたんだが、これはこれでいい。でもAudiの品質を知ってしまうとやはり物足りなさが残る。
 で、A4カブの試乗はというと、基本はB6のA4 2.4FFの派生でヤネの無い仕様なので、エンジンは2.4〓170PSという、国産から見れば非常に物足りなさそうなスペックである。もっとも僕のA4も2.4〓で165PSということから考えれば同等レベルであると考えられる。最大の違いはATがティプトロではなく、マルチトロニック(CVT)であるというところだろうか。
 駆動方式は別としてね。実際に乗り込んでみると、周りの視線が非常に心地よい。多分TTに乗られている方たちはこのような視線を受けていたのかぁと想像したりなんかして。確かに2.4のFFでCVTということもあり、非力かつバタバタ感は確実にある。しかし、走り出してある程度の速度域に達した瞬間(60km/h)そんなことはすべて忘れさせてくれた。
 一言で言うならば、「気持ちいい」である。ヤネが無いというのはこんなにすばらしいことなのかと感激で一杯だった。しかし、現実は600万円である。しばらくカブのことが頭から離れない日々が続きそうな予感である。
 
 でも600万円である。
 
 もうちょっと足したら田舎では家が建っちゃう(笑)