No.1378 LZ-770W

98年製だから、もうほぼ10年になるKENWOODのカーナビがある。スペックだけ見れは、過去の遺産に近い。所詮CD−ROMだし、地デジなんてもってのほかである。ただ、自車の現在位置を確認するためには、これ以上のスペックはあまり必要としていないのが現状。だから、ナビを買い換えるときは、車も買い替えるときだと思っている。
とはいっても、このナビは前車のギャランVR-4のときから使用しているもので、僅かながら不具合が出てきている。ナビ本体は全く問題ないんだが、LZ-770Wというタッチパネル式7インチワイドモニタのタッチパネルが反応しないという問題が発生している。

ほとんどの機能はリモコンで操作可能なのだが、チャンネル設定(デフォルトはオートスキャン)や、FMトランスミッタの設定等細かなそして、必要な設定が出来ない状態になっている。ただ、普通にテレビも見れるし、ナビの画面としても申し分なく機能は果たしてくれている。
しかしながら、タッチパネルにある程度の機能を依存している分、タッチパネルが使えないとなると結構不自由する面もあるため、オークションで同機種を探していた。
当然、探すのは、モニタ本体のみで、しかも部品採りといわれるジャンク品である。コレが先日落札でき、届いたため、動作チェックを行ってみる。
問題なく表示でき、テレビも映る。
しかし
しかしである。
こいつも、タッチパネルが死んでいる・・・( ´△`)アァ-

過去のオークションを見ても、タッチパネルの半分だけが死亡とかそういった類のものが多い。つまり年式相応、経年劣化といったたところなんだろうか。
いずれにしても、部品取りというか、スペアが出来たため、落札したほうを分解してみる。目に見えるハンダのクラックとかそういった類のものがあれば儲けもんw

ケースを開けてみてまず目に付いたのは、修理痕である。比較的大きめなチップ抵抗2個と、入力端子にハンダの痕が残っており、どうやら、どこかで1度交換をしているようだ。ただ、ハンダの剥離、クラックなどは確認されない。
さらに分解を進め、タッチパネルの基板を取り出してみる

こちらも特に問題となる部位は発見できなかった。
メイン基板の左下部分がタッチパネル基板につながる部位であるため、ここら辺の回路上に問題があるような感じであるが、実際のところ目で見る限りわかりません。
電解コンデンサなら、膨らんだとか、容量抜けってものあるんだろうけど、チップコンデンサもそういったことがあるんだろうか。

あと、モニタとしては申し分なく使用できるので何とかコネクタのピンアサインを解析して外部モニタぐらいには使用できないかと思案中。
タッチパネルは現時点ではあきらめ・・・
週末嫁はんの実家に行くので、時間はうなるほどあるから、そのときにでももう少しじっくり観察してみる予定。(やっぱ、朝は眠いわw)