No.1275 ボクの基本w

PEPPERMINT2006-11-08

半田ごてを握るようになったのはもう20年以上昔の話である。もともと電子工作みたいなことは好きだった。キットのラジオやらお風呂ブザーなど色々と組み立てたものだ。今思えば物凄くチャチなものなんだけどね。
その当時、パソコンとパソコンをつなぐ方法ってのは、今みたいにイーサネットがあったわけじゃないしケーブル一本自動認識〜なんて簡単なものじゃなかった。通信するにも音響カプラなんていう今では考えられないもので、しかも通信速度も300bpsとかだった。
さらに、僕自身が使えた言語はBASICしかなかった。基本は同じBASICなんだけど、富士通(F-BASIC)も日本電気(N-BASIC)も微妙にコマンドが異なっていた。保存はカセットテープが主流だった時代の話(笑)
そんな中、FM-8で作成したプログラムをHC-20*1で使いたいという話が出てきた。当然テープに保存されている規格が異なるのでテープからの読み込みはできない。とすれば後はRS-232Cでデータを転送するしかないのである。ちなみに、この当時自分の機種に対応した都合の良いケーブルなんか売ってません。仮にあっても驚くほどの値段(たぶん1万超えてた)だった。
ならば、作るしかあるまいってことで、良く松本電子部品とかにコネクタを買いに足を運んだもんだw
昔のパソコンの取説にはピンアサインとかが今のマニュアルとは比べ物にならないほど詳細に書かれており、試行錯誤しながら結線した記憶がある。今思えば、たった3本あればRS-232Cでも基本的な通信はできるのにねぇ・・・
てなことを数年やった気がする。この辺りからハードウェアをいじくるほうに喜び?を感じるようになったというのがボクの基本かな・・・

長々と書いてきたけど、何でこんな話になったかというと、昨日から、ロボットとレギュレータをつなぐためのケーブルを作成しているのである。ロボットのピンアサインとレギュレータのピンアサインを照らし合わせて、結線していくのだが・・・出力される信号があまりにも小さいためかレギュレータが動作しない。メーカーに問い合わせたところ、結線にも問題が無いようだ。以前使っていたレギュレータの結線状態を見直してみると、今作っているケーブルよりもっと簡単につながっている。つまり、フットスイッチのON/OFF信号のみをロボットから受け取っているだけのようだ。しかし、新しいレギュレータの仕様ではこの信号をD-SUB9ピンコネクタで受け取れるようになっている・・・でもダメ(≧◇≦)乂

んじゃ、逆転?の発想?で新しいレギュレータのフットスイッチにロボットの配線をくっつけちまえってな単純な発想で結線してみた・・・

(;´Д`A ```ウゴキマスガナ・・・・

ロボットの仕様が変なのか、レギュレータの仕様が変なのか、フットスイッチにはじめから配線しなかったオレが変なのか・・・

久々にコネクタに半田付けなんてやったよ。昔を思い出して現実逃避懐かしんでいたよ。今じゃ、こういうことをあまりする必要もなくなったしね。

*1:EPSONのCP/M86ハンドヘルドPC