No.1294 物欲に負けた

■前フリ

 8/2にC2D(Core 2 Duo)が解禁になった。ちょうど時期をあわせて、職場のワークステーションXeon 5160*2(Woodcrest)の構成に変更した。実際のところ、OSの起動や、2Dでは大きな影響はなかったが、3D環境(主にCAD)や技術演算、ビデオエンコードに対して、今まででは想像もつかないほどの速度となった。

これが、僕の物欲に火をつけてしまった。



 職場の同僚から、近所に一軒しかない電気屋のおまけ的なパーツ屋(Compmart)で、決算セールをやるとの連絡が入る。この店は電脳街、Webに比べて1000〜2000円高い。それでも、目で見て買える、送料がかからないなどの面で、多少メリットはある。パーツに対してのクレームなんかがあったときは便利かなぁ。



■いざ出陣

とりあえず、食料品の買出しに付き合うという名目で、わざわざ30キロ離れたショッピングモールへ出動。ここにCompmartがある。嫁はんとちびは食料品の買い物に行った。

さて、僕はパーツの値段をチェックするために、パーツ屋へ・・・

・・・流石決算セールに便乗した大売出しである。2週間ほど前に行った時より品揃えがいいジャマイカ

 月に1度行くか行かないかのショップなのに、なぜか店員とは顔見知り。速攻店員に発見されちゃいました。



■記憶喪失

 もともと、物欲の塊状態で、ショップなんか行くもんだから、著しい記憶喪失状態に陥った。それでも自身で予算は決めてあるので、ほぼその範囲内で買い物をしたのはまだ、理性が残っていたからだろうか(笑)

気がつくと、嫁はんとちびを待つ車の中にいた。トランクには得体の知れない箱とともに・・・



■記憶喪失中に捕獲したパーツ

CPU

当然C2Dである。

もちろん予算の都合上E6300となった。E6400も選択肢になかったわけではないが、価格差約5000円であり、+10000円でE6600が買えてしまうわけなんだけど、到底E6600までは手が出せないので、最低ランクのE6300となった。
MB [

ブランド物のメモリにこだわったほうがイイのは承知している。だが、下手をすると、バルクや、ノーブランドの倍近い値段になる場合がある。でも、今回のP965チップセットはメモリとの相性が厳しいとのうわさを聞いたので、いちぉ、パッケージ(ブリスターだが・・・)に入ったものを選択、というか、コレしかなかった。本来ならDDR2-800が欲しかったんだが、在庫及び入庫予定すらないというので、DDR2-667の512MB*2という選択。とりあえず、メジャーチップは載っているみたいなんで、問題なさそう。店員にはMEMTESTかけてエラー出たら交換してもらえるように脅しお願いした。
VIDEO

AGPRADEON 9600XTからくらべりゃぁ、今のPCI-EのVIDEOカードはどれ買っても速いんじゃないかな?

ASUSのEN7600GS SILENT/HTD/256Mの予定だったんだが、悪友から、いいタイミングで電話が入る、やつがASUSの奴を買ったらしい。できれば、同じパーツは避けたいという単純な理由から、ELSA
GLADIAC 776 GS 256MBに変更。ファンレスというのが多少気になってはいるけど・・・地雷でないことを祈る意味もこめて、ELSAを選択した

HDD

買う予定ではなかった。買うつもりもなかったんだが、上記のパーツが意外に安く?あがったんで、思わず買ってしまった。本来であればキャッシュの多いKSが欲しかったんだけど、残念ながら、在庫及び入庫の予定なしということでJSを選択。それでも320GBあるから、僕の使い方だと、数年は問題ない。あとはS-ATAにしたくなったという簡単な理由である。

■いざ、組立

実は、このPC組立に当たって、結構大掛かりな組み換えになるのである。現在使っているパーツをオークションに出すのも惜しいので、組み替えて、親父用にすることに決定。親父の使っているデスクトップを親父の友人に里子に出すことに決定。よって、パーツの入れ替えを含めて、3台同時進行という訳わからないほどの強行軍なのである。

とりあえず、自分のPCから手をつけることにした







暗くて醜い写真だけど、MBにCPUをインストールして、水枕を取り付けた状態である。空冷でも試してみたいんだが、いまさら水冷キットを取り外すのもめんどくさい。

コレに、RAM、S-ATA、その他デバイスをインストールしていく。

基本的なパーツのインストールは無事終了。後は電源用のラインのインストールである。

じつは、コレ、すごい危なかった。

今までのP4P800-VMは20ピンの電源ラインだったのだが、P5Bは24ピンなのである。手持ちの電源で24ピンは1台もない。ただ、TROICAの電源を買った際に絶対使わないであろうと想定していた20ピン→24ピン変換ケーブルが付属していたのを思い出した。いぁ〜ちゃんと保管してあるオレって素敵(←バカ)

これで、MBにも電源が供給されるようなり、事なきを得た。

後残る不安は350Wの電源で耐えられるかどうかだけ・・・

■パワーオン

無事組立も完了し、電源を入れてみた感じでは、容量不足はなさそう。ただ、CPUの温度が50度前後と少し高い。コレは、まだ、組みあがり直後なので、グリスとかの問題かもしれないから、しばらく静観する。

OSのインストールは無事成功。その他アプリも問題ない。

とここまでは非常に順調だった。

Xp SP2のセットアップを行うためにはWebにつなぐ必要がある。ここでトラブル発生。LANケーブルをつないだ段階で、「100Mbps〜」ってタスクトレイに出たんで、安心していたんだが、ネットにつながらない。家はルーター経由でネットにつないでいるんだが、IP振るのがめんどくさいため、DHCPを使っている。どうやら、このPCのNICIPアドレスを取得できないようだ。

OSインストール時の問題の可能性もあるので、とりあえず、ASUSのサイトから最新版のNICのドライバーを別PCでダウンロードして、インストールする。・・・状況に変化なし。いよいよOSのインストールで何かコケタかとおもったんだが、手持ちのPCINICをさしてみる。・・・問題なくネットには接続できますがな・・・

どうやら、オンボードNICのトラブルのにおいがする。

しかし、HWはちゃんと認識しているし、LINKもしているんで、OS上の問題というのもないわけではない。

ショップにクレーム交換に行こうかとも考えたが、とりあえず、MBのサポセンに相談してから対策を立てることにする。

だから、とりあえず、ベンチとかエンコのテストとかはしばらくお預け・・・

でも、エージングを兼ねて、パンヤをやってみた。ゲージの動きが快適になったかな。しかし、7600GSはかなり熱くなる。これ、エアフローの悪いケースなら、確実に止まるねwww黒いヒートシンクが赤くなるんじゃないかって思うほど熱い。(実際に赤くはなりません)でも、2時間以上高負荷をかけても60度までは行かないみたい。とりあえず、今日はここまで(笑)