No.1274 せがまれて

少し前に昔トランペットを吹いていたことをチビに話したんだが、突然思い出しやがった。現在トランペットは母屋においてある。最後に吹いたのは高校2年の夏だったから、既に17年前の話である。

腐っていないかなぁと思いながら恐る恐るケースを開けてみると、ほとんど当時の姿のままトランペットが出てきた。
コレは中学のときから使え始めたもので、YAMAHAYTR-8335Sである。調べてみたらまだ売ってるのね。当時と値段も変わらないんだ〜
当然出したが最後、吹いてみろとせがまれる。それにしたって17年ぶり・・・まず、バルブ(ピストン)の状態を確認する。完全に乾ききっているんで、注意深く1本づつバルブオイルで浸していく。3本すべてがちゃんと動作するようになったのを確認した上で、マウスピースのみを口に当てて、吹いてみる。とりあえず、感覚は忘れていないようだ。
そこで、いよいよ本体に装着して、鳴らしてみる。
「ぼぇ〜〜」
と当時では想像もできないような醜い音が出る。何とか鳴らしているうちに多少まともな音が出るようになってきた。
チビの知っている曲で、音程の差が少ないもの、かつ比較的簡単なものとなると、童謡になってしまう。まぁ、17年ぶりだから童謡でもいいかw。とりあえず、吹ける事は確認?できたしね。
しかし、コレだけのトランペットを自宅に放置しておくのももったいない話だわ。でもチビにはトランペットじゃなくて、サックスを吹かせたいんだよね〜