No.1239 ジャンクなE500(3)

PEPPERMINT2006-07-02

HDDが10GBだったという現実を受け止め、実際の動作テストに入ったArmada E500であるが、どうやってもスイッチの入りが悪い。んで、HDDとFDDのLEDが点灯しないんで、調査を兼ねて分解してみた。んと、とにかく、右側背面のネジをはずすと、キーボード上のパネルがはずれ、底にイージーアクセスボタンやら、電源ボタン、挙句の果てにはバックアップ用のリチウム電池までつながっている状態。とにかく、こいつをはずさないと、先に進まない感じなので、注意深くネジをはずしていく。一通りはずした段階で、基板にわずかに力をかけ、何とか無事取り外すことができた。
そう、できた予定だった。
取り外した基板に何か違和感がある。コネクタに何か取り付いている感じだ。よく見ると、メスのコネクタである。あわてて、マザーボードを見ると、ものの見事にコネクタがない。どうやら、基板を取り外す際に一緒に持ってきてしまったらしい。いぁ、ひょっとしたら、すでに蟲の息でわずかにどう通していただけなのかもしれない。スイッチの入りが悪いとか、LEDが付かないといった原因はどうやら、このコネクタであるようだ。だが、このコネクタを再度マザーボードにハンダ付けするためには、パームレスト、キーボード、その他もろもろとほとんど完全に分解するレベルまでばらさないと、どうにもならないのである。ま、当然バラスしかないんで、ならしだけどね。で、なんとかハンダ付けも終わって、無事組み立てが完了。電源はすんなり入ってくれるし、LEDもちゃんと点灯する。やはり、コネクタがきちんと導通していなかったのが原因のようだ。とにかく直ってくれた。死んでいたと思われたリチウム電池もちゃんと動作しているようで、時刻等もクリアされなくなった。
ジャンクってさ、面白いわ。波乱万丈でさw