No.1167 バッテリーの蘇生

先日入手したジャンクノートであるが、Compaq Armada E500のバッテリーは生きていたが、NEC LW450J2DAは瀕死の重態である。というか、バッテリーのみで電源オン⇒NECのロゴが出る⇒電源が落ちる、という状態なのだ。バッテリーを見ると、9.6V-3800mAのNI-MH(ニッケル水素)であるため、セルの交換は可能っぽい。だた、手持ちのNi-MHのセルは単三型で1600mAのものしかない。端子電圧が1.2Vだから8本で9.6Vは作り出せるが、電池容量だけではどうにもならない感じである。ただ、容量が少ないってことは電池もちが短いというだけなので、早速殻割*1をすることにした。
カッターでケースの溶着部分に多少切れ目を入れて、マイナスドライバーとプラハ*2でたたいて殻を割る。
出てきたセルは結構巨大。さすが3800mAってところかな

で、1600mAの単三型のセルを8本接続した。

で、これらのセルを絶縁テープでまとめ、バッテリーケースに入れる。
ん〜実にすかすかな状態。

これで後はケースをエポキシ系のボンドで固定して終了。あとは充電してみて、自動で充電が完了するかどうかなんだけど、約2時間放置していたら無事充電は完了した。気になる電池もちではあるが、HDDを取り付けていない状態なので、判断ができないが、メーカー発表値2時間ちょっとに対して、1時間近くは持ちそうな感じだけどね。

*1:バッテリーケースの分解

*2:プラスチックハンマー