TV画面へ外部出力

昨年から気が向いたときにボツボツと作っている液晶モニタのはなしである。

第1章 液晶モニタが手に入ったぢょ
我がメインマシンにチューナーカードをつけているのだが、如何せん15インチ液晶モニタでは他のアプリとウインドウが重なって非常に邪魔である。たとえば「×」ボタンとかがTVウインドと重なってしまって押せないとか非常にストレスがたまってい。とあるルートからパチンコに使用されていた液晶(5.6インチ及び7インチワイド)が手に入ったことで、ひょっとしてこれをビデオモニタに改造できればビデオカードからのコンポジット出力を映し出せるかもしれないということでWebとかを調べだした。どうやら秋月で売っているアナログRGBコンバータなるものがあれば比較的容易に作れそうな予感だった。お題となった7インチワイド液晶はシャープ製の「LM072QCAT50」という代物でこれは後で気づいたのだがSTNのLCDモジュールであった。コンポジット入力のテストにはデジカメを利用したのだが、さすがはSTNである。素敵なほど中間色はつぶれ、色数が少ないため発色がよろしくない。でもまぁテレビなんざ点いていればいい程度のものなのでもう一台のほうの「LQ6AN101」のTFT液晶には手をつけなかった(というか信号がわからなかった)
第2章
とりあえずモニタとしては最悪だが、映ることは確認できたSTNのビデオモニタだが、本来の目的であるPCに接続するとやはり映像は期待したとおりもっと悪くなった。で、原因として、多分、GeForce4MX440のTV出力はSなので、これを変換コードなるものでコンポジットに変換してるのだがなんとなくこれが原因のような気がしている。のは置いて置いていざmAgicTVの起動である。オーバーレイコントロールがなんちゃらってメッセージが出てどうにもならない。そう。恐れていたとおりテレビが映らないのだ。一体何のために液晶モニタ作ったと思ってるんだ。nViewでクローンや水平、垂直スパンにしても全く動いてくれる気配のないGV〓BCTV5/PCI。。。とりあえず、サポセンに連絡である。翌日には返事をいただいたのだが、ビデオカードに問題があるんじゃないか?ということだったので、そのままあきらめて年を越した。
第3章
2003年になって部屋掃除をしたらたまたまこの液晶が出てきてしまったことで俺の心に火がついてしまった。しかし残念ながらあちこちのケーブルが切れていたりして今すぐ接続というわけにはいかなかったので仕方なしに14インチのテレビを持ち出し早速接続テストをした。全く状況は変わっていない。しかしディスプレイのプロパティーシートをいろいろ弄くっていると「オーバーレイコントロールが何ちゃら」というタブがあった。これに言われるがままに設定を進めていくと、とりあえずクローンでアナログモニタとTV両方にテスクトップが表示されている。まぁこれはnViewのマルチモニタ機能であって映って当然であるし、今までもここまでは問題なくできていた。ただ、違うのはオーバーレイコントロールが使用できるようになっていることである。そう。今度こそと思いながらmAgicTVのアイコンを「ポチッとな」。。。するとどうであろう。アナログのほうには最小サイズの画面でTVウインドが立ち上がり、予定通りTVの方にはフルスクリーンで映像が映し出されるではないか!!つまり、せっかくオーバーレイなんちゃらってエラーが出ているにもかかわらず、ビデオカードのオーバーレイコントロールを弄くらなかったのが結果的に勝手に映らないと解釈してしまっていたようだ。もっともIOデータからの回答ではnVidia以外のカードに変えなければだめだよというのは全くの嘘で、あの時あわててカードを買いにいかなくてよかったと思っている。IOに文句を言うわけではないが私ももう少し調査してから問い合わせをすればよかったかな?なんて考えていたりする。デモね、たったこれだけのことならメーカー側でも検証してほしいというのが正直なところなのだが、これだけPCが氾濫しているとそうも行かないのが現状なのかな。
第4章
IOからMX440搭載のカードが発売になっている。このカードでも多分オーバーレイの部分を弄くらないとTV画面を外に出すことはできないと思う。この辺もしサポセンに問い合わせが来た場合もやはりビデオカードを買い換えろ!と返事をするんだろうか??