昔話

もう10年以上前の話になる。当時、BASICやCP/Mが現役でいたころの話である。
今みたいにNICとかケーブルとかのパーツは高くて手に入らなかった。インターネットなんて言葉すら知らなかった。
親父とPCで遊んでいた俺としては、FM〓8でプログラミングしたBASICのファイルを何とかHC〓40へ移行できないものかと考えていた。
もともと富士通のF〓BASICとEPSONのBASICはかなりの互換性があったので、HC〓40側で打ち込めさえすればプログラムは使うことができたのだ。
しかし、数百行に及ぶプログラムをもう一度打つなんてことは耐えられない。
そうすると、何とかデータを移行する術を探るわけで、当時僕がたどり着いたところはRS〓232Cを使った今で言うケーブル接続だった。
といってもケーブルなんか売っていないから「○○電子部品」へ行ってパーツを買う。本屋でRS〓232Cの書籍を買う。。。で、うちに帰ってハンダ付け。。。。
当然PnPなんて存在しないから、ケーブルができたところで、データ転送用のプログラムを書くのだ。。。
このときから道を誤ったような気がしているのはこの際気のせいとして(笑)
その後大学に入ってからPCの環境設定ヲタ(自爆)になり始めて、某研究室に配属になってから完全にはじけた。
このときの初めての仕事(?)はまずPC/ATを作れってことだった。このときPCを組み立てる味を覚えなければ、絶対もう少しお金残ってたかも(哀)
で、一緒に構築したネットワークが10BASE〓T。。。当然NETWAREである。さすがに感動した。だって、自分のマシンに座っているだけなのに隣のマシンの中がみれるんだよ。(←HDのデータのことね)
このときまでに基本的なネットワークの仕組みとか自作道とかを吸収したので、今の俺がいるわけで。。。
でも、当時のことは思い出であって、今つかえる事ではない。これは仕方がない。
ただ、当時のほうが俺は好きだった。というのは、今みたいにPCってシロモノ家電になっていなかったから。。。うーん。落ちがつかなくなってしまった。