No.744 治具確認


 先週末から治具の最終的な確認作業を行っている。思えば試作開始が昨年の4月だったので
 丸一年たった今回の治具確認により、マスプロダクションへ向けた最終調整を行うというもの
 だった・・・(←だった)

 しかし、確認作業を始めてみると、1年13回の試作で出された、治具に関する不具合事項は、
 全く最善されておらず、『★君』に問題意識はぜんぜんない。

 さすがにオレも頭にきて
 「★さんさぁ。結局どうしたいわけ。今の予定では月産1000台でライン3本の予定ってのは 当然解ってるよね。つまり1ラインあたり1日で約20セットを完成させなければならないワケ。オレはこの治具じゃぁ夢の数字だと思うけど、どう思うの???」

 これに対して、奴は、興奮して意味不明な的外れなことを一生懸命、それは一生懸命に僕に解説してくれたが・・・

 責任意識というやつは存在しない模様・・・・

 もうひとつついでに・・・
 最後の工程の確認作業を行う前にちょっと別の打ち合わせをしていたんだが、何を勘違いしたかアホな部下(新婚さん)が一人で作業を始めちまいやがった。
 俺:「お前、ナニやってんだ??」(←ちょっと怒り気味)
 アホ:「はっかぁさん注入しろっていいませんでした??」
 俺:「前段取りまではしろって指示は出したよね」
 アホ:「えぇ、始めちゃまずかったですかね」
 俺:「今回の試作は、何のためにやってるか考えた事あるか?」(←かなり怒り気味)

 とまぁ、こんな感じでどうにもならない予感♪

 大ボスには9末までの執行猶予を頂いているんだが、このペースでは・・・