No.676 散々なクリスマス

　なんか、散々なクリスマスだった。少なくとも僕にとっては歴代ワーストにランクインするほどの散々な　クリスマスだった。世間はクリスマスということで普通であれば家路を急ぐのだが、今日は紙おむつの　特売日のため、３軒のドラックストアをはしごして帰らなければならなかった。こんなことはたいした問題ではない。ただ、さすがにクリスマスということもあって、道は結構な混みかたをしていた。
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　嫁はんとチビへのプレゼントの渡し方についていろいろ策を練っていたが、僕が家にたどり着く寸前にじじばばの乱入により計画のすべてが『パァ』になってしまった。ただ乱入している分にはまったく問題なかったのだが、ここ数日近くの店のイベントで気球が上がっているので、夕方のくそ寒いなか気球なんぞ見に行ってしまったのだ。
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　今日に限ってチビはお昼寝をしていないらしく、１９時をまわったあたりからぐずぐず言い出したので、気付けと称して（笑）プレゼントをあげたのだが、さほど機嫌はよくならず２０時ぐらいから１時間ほどかけてやっと眠りについた。

　もともと僕は線が細いといわれるのだが、今日はその辺がよくわかったような気がする。たとえば今回のように前々から計画していたことが突然ひっくり返ると、ものすごく不安定な気分に陥ってしまうのだ。本人は目いっぱい冷静を保っているつもりではいるのだが、他人からはその様子はよくわかるのだそうだ。

　ただまぁ、誰が悪いって、こんな小さなことで機嫌が悪くなるような俺が一番悪いんだけどね。。。。
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